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不妊治療のことや女性の体のお悩みについての
コラムを掲載しております。

先進医療(体外受精)とは? 当院で認可された先進医療について

先進医療(体外受精)とは? 当院で認可された先進医療について

 

初めに大切なことを書きます。

☆体外受精治療中の方、体外受精治療を検討されている方は、「保険診療・自由診療に関わらず」民間の医療保険に加入しているならば、『先進医療特約に加入しているか加入していないか』をご確認ください。

(不妊治療を既に開始している状態であると、新たに不妊治療に対応した先進医療特約に入ることは難しいと思います。癌になってから、がん保険に入ることはおそらく無理なのと同じです)。

6/1以降に採卵される皆様の受精卵は「タイムラプスインキュベーターによる受精卵・胚培養」を、先進医療(自費診療)として行います。先進医療はあくまで自費診療であるため、高額療養費制度の対象外であることをご承知ください。

・当院では下記の先進医療が認可されました(それぞれの詳細な説明は順次up予定です)

  タイムラプス撮像法による胚培養について | 親愛レディースクリニック (sinailc.com)

 IMSI(強拡大顕微鏡を用いた形態学的精子選択術・顕微授精)について | 親愛レディースクリニック (sinailc.com)

 PICSI(ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選択術・顕微授精)

 SEET(子宮内膜刺激術・胚移植)

 スクラッチ法(子宮内膜擦過術・胚移植)

 二段階胚移植術(胚移植)

 ERA(着床の窓)

 ERPeak(着床の窓)

 子宮内フローラ検査(子宮内細菌叢検査2)

 

 

Q1:保険診療・自由診療・混合診療・先進医療とは?

A1:

保険診療のみ⇒全て保険

 自由診療(保険適応外治療)のみ⇒全て自費

 保険診療+自由診療(保険適応外治療)=混合診療⇒全て自費

 保険診療+先進医療(保険適応外治療)⇒保険+自費

 

日本は国民皆保険制度であり、厚労省の認めた治療は「保険診療」として患者3割負担で受けることができます。

自由診療=厚労省の認めていない治療(効果がない治療という意味ではない)は、患者10割負担で受けねばなりません。

保険診療に加えて自由診療を行うことを「混合診療」といい、国民健康保険制度上は禁止されています。混合診療とは、厚労省が認めていない自由診療を「自由勝手に」保険診療に混合している状態です。保険のルールを守っていない診療は、全て自費で受けねばなりません。

例外があり、それが先進医療です。先進医療の場合、保険診療部分を3割負担で受けながら同時に先進医療(保険適応外治療)部分を自費(10割負担)で受けることができます。

 

Q2:先進医療とは?

A2:

厚労省が一定以上の効果を認めた高度医療技術を用いた治療のうち、保険適応となっていない治療です。あくまで自由診療であり、自費で受けねばなりません。(厚労省が認定した医療機関のみ)

 

Q3:先進医療があくまで自費なら、どこにメリットがあるの?

A3①:先進医療(自費治療)は保険診療(3割)と混合で行うことができる。つまり、保険診療を3割負担で受けながら、自費の高度な治療を受けることができます。

A3②:既に先進医療特約に加入していた場合は、保険会社から治療費が全額出る可能性が高いです。ご自身の加入している保険会社にご確認ください。

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